仕訳を集計する技② - Vol.54 -
5月 22, 2019
スゴ技会計士からの挑戦状 VOL.54
┃ 仕訳を集計する技②前回の続きを解説します。
今回は連続した年月日を作成します。
【問題】難易度★★★★★★
仕訳をテーブルに変換してください。
借方金額はプラス、貸方金額はマイナスとしてください。
【ヒント】
「仕訳」の年月日が、先頭行にしか入力されていません。
連続した年月日を作成しないとテーブルを作成することができません。
G列にIF関数を使って連続した年月日を作成します。
【解答例】
<セル空白時の前行コピー>
B列に年月日が入力されているときは、その年月日をそのまま表示します。
B列に年月日が入力されていないときは、前の行の年月日を表示します。
聞いてしまえば「な~んだ」って感じですが、実務の中で思いつくのはなかなか困難です。
以前クライアントの担当者で、このようなデータをピボットテーブルで集計するために、データを手作業で半日かけて数万行も修正していた方がいました。
セル空白時の前行コピーは、エクセルを使った集計実務で頻出します。
決して侮ることなく、確実に身につけてください。
連続年月日が作成できればあと一息です。
テーブル化に必要な情報を作成することができるでしょうか。
あとはほとんど算数の問題ですね。
次回、テーブル化に必要な情報を完成させます。