スゴ技会計士からの挑戦状 VOL.16
7月 31, 2017
現場でExcelにおける日付の基本を理解していない人が多いと感じることが多いので、日付の問題です。
日付操作は仕事でExcelを使う人にとっては必須の知識です。
実はExcelにおける日付は、1900年1月1日からの累積日数で管理しています。
例えば2017年1月1日は「42736」という数字が正体です。
1900年1月1日から「42736日経過した日」という風に日付を管理しているのです。
これを「シリアル値」といいます。
1を足した「42737」が2017年1月2日になります。
この数字に表示形式をつけて、見た目だけ日付っぽく見せているのです。
Excelにおける日付の本当の姿は単なる数字なので、安心して四則演算することができます。
2017年1月1日から1を引くと、前日の2016年12月31日になります。
日付を7で割った0~6のあまりが曜日を表すことになります。
実務で必ず押さえなければならない日付関数は以下のとおりです。
DATE関数:指定した「年」「月」「日」をシリアル値に変換します。
YEAR関数:シリアル値を「年」に変換します。
MONTH関数:シリアル値を「月」に変換します。
DAY関数:シリアル値を「日」に変換します。
今回は日付関数を利用した問題です。
少しひねってありますが、正解にたどりつけるでしょうか。
【問題4】難易度★★★
任意の日付が属する決算日を関数で求めてください。
決算は1年で、決算日は末日です。
決算月を変更しても対応できるようにしてください。