マトリックス表をテーブル形式にする技⑤ - Vol.52 -
4月 02, 2019
スゴ技会計士からの挑戦状 VOL.52
┃マトリックス表をテーブル形式にする技⑤
いよいよシリーズ最終回です。
テーブルを完成させます。
【問題】難易度★★★★★
マトリックス表をテーブル形式にしてください。
【ヒント】
行と列が分かったらVLOOKUP関数で表示させましょう。
【解答例】
<金額>
最初に金額を表示させます。
テーブルの1行目は(2,4)ですから、行番号を「検索値」、列番号を「列番号」に指定します。
今回は「検索方法」を省略しています。
「検索方法」を省略すると「TRUE」を指定したことになります。
「TRUE」は「範囲」のデータが「昇順」に並んでいるときのみ使うことができます。
VLOOKUP関数をまだよく分かっていないという方はミスの原因になりますので、必ず「FALSE」で使ってください。
VLOOKUP関数を「TRUE」で使うと速度が速くなるようです。
実際に検証したことはありませんが、現実世界で書類を探すときも順番に並んでいた方がバラバラになっているより探しやすいのは明白だと思います。
金額が表示できればあとは簡単です。
<名前>
名前は必ず2列目にあるので、「列番号」は「2」となります。
<支店>
支店も同様に必ず3列目にあるので、「列番号」は「3」となります。
<月>
月は必ず1行目にあるので、「検索値」が「1」となります。
この4つの数式を必要行数コピペして完成です。
実務で必要となる1000行×24か月程度のマトリックス表であれば、簡単にテーブル化でき
ますよ。
テーブル化すると、ピボットテーブルを使って簡単に思いどおりの集計をすることができます。
VLOOKUP関数ではなくINDEX関数を使った方がいいじゃん、と思った方もいらっしゃるかと思います。
もちろんおっしゃるとおりなのですが、長年エクセルの現場を見ていると、やはり使う関数は極力絞り、可読性を重視した方がよいと思います。
INDEX関数とかOFFSET関数はどうしても分かりにくくなりがちなので気をつけましょう。
いよいよシリーズ最終回です。
テーブルを完成させます。
【問題】難易度★★★★★
マトリックス表をテーブル形式にしてください。
【ヒント】
行と列が分かったらVLOOKUP関数で表示させましょう。
【解答例】
<金額>
最初に金額を表示させます。
テーブルの1行目は(2,4)ですから、行番号を「検索値」、列番号を「列番号」に指定します。
今回は「検索方法」を省略しています。
「検索方法」を省略すると「TRUE」を指定したことになります。
「TRUE」は「範囲」のデータが「昇順」に並んでいるときのみ使うことができます。
VLOOKUP関数をまだよく分かっていないという方はミスの原因になりますので、必ず「FALSE」で使ってください。
VLOOKUP関数を「TRUE」で使うと速度が速くなるようです。
実際に検証したことはありませんが、現実世界で書類を探すときも順番に並んでいた方がバラバラになっているより探しやすいのは明白だと思います。
金額が表示できればあとは簡単です。
<名前>
名前は必ず2列目にあるので、「列番号」は「2」となります。
<支店>
支店も同様に必ず3列目にあるので、「列番号」は「3」となります。
<月>
月は必ず1行目にあるので、「検索値」が「1」となります。
この4つの数式を必要行数コピペして完成です。
実務で必要となる1000行×24か月程度のマトリックス表であれば、簡単にテーブル化でき
ますよ。
テーブル化すると、ピボットテーブルを使って簡単に思いどおりの集計をすることができます。
VLOOKUP関数ではなくINDEX関数を使った方がいいじゃん、と思った方もいらっしゃるかと思います。
もちろんおっしゃるとおりなのですが、長年エクセルの現場を見ていると、やはり使う関数は極力絞り、可読性を重視した方がよいと思います。
INDEX関数とかOFFSET関数はどうしても分かりにくくなりがちなので気をつけましょう。