関数で金額順に並び替える技② - Vol.42 -
9月 12, 2018
スゴ技会計士からの挑戦状 VOL.42
┃関数で金額順に並び替える技②
【問題】難易度★★★
「支店別売上データ」を、関数で売上順に並び替えてください。

【ヒント】
前回はCOUNTIF関数を使ってH列で支店の順位を求めました。
今回はVLOOKUP関数を使って並べ替えを行います。
VLOOKUP関数を使って「支店」「売上」を表示するためには、H列に作成した「売上順」をキーにします。
H列がキーということは、表示したい「支店」「売上」は、「検索値」より右側になくてはなりません。
【解答例】
「支店」「売上」を「売上順」の右側のセルで参照して、VLOOKUP関数の「範囲」をコピペで作成します。
VLOOKUP関数の「検索値」となる連番も作成しておきましょう。
連番はD列に作成してもいいですが、表示用のエリアは表示に徹する方がメンテナンスがやりやすくなります。
D列の「順位」はK列の「連番」を参照しましょう。

ここまでできたらあとはVLOOKUP関数で「支店」「売上」を売上順位表示させます。
「列番号」は1行目に入力し、コピペだけで表全体を完成させましょう。

MATCH関数とINDEX関数を使う方法もありますが、分かりにくくなりがちなので、まずはVLOOKUP関数をマスターしましょう。
これで完成したようにみえますが、実は弱点があります。
売上が同じだとエラーになるのです。

これを克服するアイデアを次回ご紹介します。