住所をセルに分割する技 - Vol.36 -
5月 28, 2018
スゴ技会計士からの挑戦状 VOL.36
┃住所をセルに分割する技
テキストで入手した住所をセルに分けて整理してデータとして活用したいということがあります。
テキストというのは、文字飾りのついていない文字列データというような意味です。
FIND関数を使ったオーソドックスな問題です。
【問題】難易度★★
「郵便番号」「住所」「ビル名」「電話番号」がスペースで区切られているテキストがあります。
「郵便番号」「住所」「ビル名」「電話番号」をセルに分割してください。
【解答】
問題解決の糸口を見つけるために、まずは入手可能な情報を可視化しましょう。
FIND関数を知っていれば、最初のスペースを見つけることができるはずです。
=FIND(" ",A2)
すべて「9」になりました。
郵便番号の桁数は固定なので、スペースの位置もすべて同じになります。
問題は2番目のスペースの位置を見つけられるかどうかです。
FIND関数のパラメータを見直すと、3つ目のパラメータに「開始位置」を指定することができます。
FIND(検索文字列,対象,[開始位置])
最初のスペースの次の文字を開始位置に指定すると、2番目のスペースの位置を探すことができます。
=FIND(" ",A2,F7+1)
3つ目のスペースも同様にしてみつけてください。
ここまでできたら解決の糸口が見つかりましたでしょうか。
次回解答の続きをします。