スゴ技会計士からの挑戦状 VOL.12

6月 05, 2017



【フィルタを使わずに関数で抽出する技】
連番を使って「あるべきリスト」を作成することを思い付けばあとは簡単です。
調べたい数字の入った列の中から「あるべきリスト」の数字をひとつひとつチェックして、ゼロかどうかを確認すれば完成です。



=COUNTIF(A:A,C2)=0

最初の「=」だけは「代入する」という意味であることに注意しましょう。
2番目以降の「=」は通常の「等しい」という意味になります。
つまり、COUNTIF関数の結果がゼロの時は「TRUE」、ゼロ以外の時は「FALSE」となります。

<図12-1>



あとはフィルタをかけて抽出するのが一般的かと思います。

しかし頻繁にやらなければならない作業で、その都度フィルタをかけたり外したりするのは意外と面倒です。
キーボードでもフィルタを操作できるのですが、私もフィルタの時はついついマウスに手が伸びてしまいます。
マウスを使うと操作が遅くなります。

A列に数字を貼り付けるだけで、抜けている数字だけを表示できないでしょうか。
実は基本的な関数を使ってうまくやる方法があります。
少し難しくなりますが、考えてみてください。

【問題3応用】難易度★★★★
A列に1~9の数字が入っています。
抜けている数字をCOUNTIF関数で見つけ、C列に関数で抽出してください。

<図12-2>


もちろん抜けている番号が常に3つとは限りません。
1万行でも対応できるよう考えてください。

次回以降解説します。

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