メルマガ「スゴ技会計士からの挑戦状」VOL.3

1月 16, 2017





▼第3号-2017/01/16
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■■■スゴ技会計士からの挑戦状   Vol.3■■■

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【スゴ技会計士の解答例】
前回のモデルを使って解決できましたでしょうか。
意外と難しいと思われた方が多かったのではないでしょうか。

まずは私の解決方法をご覧ください。
自分の力で解決できた方は私の解決方法と見比べてみてください。
自分の解答の方が優れていると感じた方はぜひ解答を送ってください!

<図3-1>


判定フラグを立てるための数式は以下のようになります。
上のヒントをみて自分で考えたいという方は見ないでください。


C2セル=COUNTIF(B:B,B2)
D2セル=A2&B2
E2セル=COUNTIF(D:D,D2)
F2セル=C2>E2

<図3-2>


最初の1行目だけ数式を完成させて残りの行はコピー&ペースト(コピペ)で作成します。
すると「他のファイルと重複しているコード」だけ判定が「TRUE」となります。
たとえ数万行あってもコピペだけで完成します。
あとは条件付き書式やフィルタを使って確認が必要な行を抽出してください。

今回はCOUNTIF関数だけを使ってシンプルに解決できました。
関数はCOUNTIF関数しか使っていませんが、慣れていないとなぜこの式で解答が導かれるのか分からない方も多いと思います。

このような解答を示すと「自分には思いつかない」とおっしゃる方がほとんどです。
しかし、私も最初から思い付いたわけではありません。
正しい基本をしっかりマスターした方であれば、試行錯誤を繰り返すことで誰でもできるようになります。

ちなみに私は今回のこの問題を解決するのに、相談者の話を聞きながらモデル化するのにだいたい5分、最初に試したCOUNTIF関数の数式でうまくいかないことに気付くのに5分かかりました。
10分かけても解決しなかったので、一度考えるのをやめて後日連絡することを約束して場所を変えて頭を整理しました。

人によるのかもしれませんが、私は考えが煮詰まった時はすぐに席を立って机から離れるようにしています。
こうすると机の上では気付かなかったことに気付くことがあります。

セミナー会場から歩いて電車に乗るまでの5分くらいの間にだいたい解答にたどり着いたので、自宅に帰ってPCを開いて15分ほどで解答の形まで作成と検証を終えました。
計30分程度かかっています。

次回以降、どのようにしてこの数式にたどり着いたのか、その思考プロセスを詳しくていねいに解説します。


【クイズ募集】
Excelクイズを募集いたします。
件名を【クイズ応募】として、このメールにご返信ください。
採用された方には薄謝を贈呈いたします。
<応募基準>
実務上の問題を解決した事案をベースにしていること。
基本的な関数を使ってシンプルに解決していること。
送付いただいたクイズは、ホームページや書籍で利用させていただきます。

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